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興洋建設のよもやま話~part28~

皆さんこんにちは!
興洋建設の更新担当の中西です。

 

舗装工事の見積・仕様・業者選び

 

道路舗装工事を発注する側(自治体、企業、施設管理者、マンション管理組合など)にとって悩ましいのが、「何を基準に業者を選べばいいか」「見積をどう比較すればいいか」という点です。舗装は出来上がりがきれいでも、数年後に不具合が出ることがあります。つまり、発注時点で“見えない品質”を見抜く必要があります

ここでは、発注者目線で、舗装工事の見積・仕様・業者選びのポイントを整理します

 

 

■ 1) まず整理すべきは「目的」

舗装工事には目的が複数あります。

  • 走りやすくしたい(平坦性)
  • 水溜まりをなくしたい(排水改善)️
  • ひび割れを止めたい(防水・構造補強)️
  • 穴ぼこをなくしたい(安全性)⚠️
  • 見た目を整えたい(景観・施設イメージ)✨

目的が曖昧なまま「とりあえずオーバーレイ」で進めると、根本原因が残り再発しやすくなります。まずは目的を一言で言える状態にしましょう。

 

 

■ 2) 見積比較で見るべきは“単価”より“範囲”

舗装工事の見積は、同じ金額でも内容が違うことが多いです。比較すべきは単価ではなく「含まれている範囲」です。

✅ 見積で確認したい項目

  • 施工範囲(延長・幅・面積)
  • 切削厚・舗装厚(何cmやるか)
  • 路盤補修の有無(不陸調整、入替)
  • 交通規制・誘導員の人数と日数
  • 産廃処分・運搬の内訳
  • 区画線・標識復旧の有無
  • マンホール調整の有無️
  • 施工後清掃・復旧(敷地内の砂処理など)
  • 保証や瑕疵対応の考え方

「一式」が多い見積ほど、後から追加になりやすい傾向があります。可能な範囲で内訳を明確にしてもらうと安心です

 

 

■ 3) 施工計画が丁寧な会社は、品質も丁寧

業者選びの際は、現地調査の時点で差が出ます。良い会社は、路面を見るだけでなく、周辺条件まで確認します。

  • 排水の流れ、水溜まりの位置️
  • 交通量と車種(大型車比率)
  • 地下埋設物、掘り返し跡
  • 近隣施設(学校・病院・住宅)
  • 工事車両の出入り動線
  • 工期中の代替導線(歩行者・車)

これらを踏まえて工程と規制計画を作れる会社は、現場トラブルが少なく、品質も安定しやすいです。

 

■ 4) 仕様の考え方:同じ舗装でも“目的別”に変えるべき

例えば、同じアスファルト舗装でも、交差点付近はわだち対策、坂道は排水と滑り抵抗、住宅街は低騒音…というように最適解は違います。

  • 交差点:耐流動性(わだち対策)重視
  • 坂道:排水・滑り抵抗・冬期対策❄️
  • 住宅地:騒音・振動配慮
  • 工場周辺:重交通対応(路盤補強含む)
  • 駐車場:耐油性・ライン復旧・勾配調整️

発注者が「目的」を明確にすると、業者側も仕様提案がしやすくなり、結果的に良い工事になります

 

 

■ 5) 工事後の維持管理:点検の“習慣化”がコストを下げる

舗装は放置すると劣化が急激に進みます。おすすめは、軽微な不具合のうちに対処すること。

  • 小さなひび割れ → シールで水を止める
  • 表面の粗れ → 表面処理で延命
  • 段差の芽 → 早期調整で事故防止⚠️

年1回の目視点検だけでも、穴ぼこ発生のリスクを減らせます。発注者側で点検基準を持つと、計画的な更新が可能になります

 

■ 舗装工事は「目的→範囲→管理」で成功する️✅

発注者にとって最も大事なのは、
✅ 目的を明確にする
✅ 見積の範囲を揃えて比較する
✅ 現場条件を踏まえた施工計画を確認する
✅ 工事後の維持管理まで見据える
この4点です。

 


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