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カテゴリー別アーカイブ: 日記

興洋建設のよもやま話~part16~

皆さんこんにちは!
興洋建設の更新担当の中西です。

 

さて今回は

~土木工事における安全管理~安心して働くための対策 ‍♀️

 

土木工事の現場は、常に危険と隣り合わせ。高所作業や大型重機の使用、道路や河川などの自然環境との闘いなど、注意を怠ると大事故に直結する場面も少なくありません⚡

だからこそ、**「安全第一」**は合言葉!
今回は、土木工事の現場でどのような安全対策が実施されているのか、わかりやすくご紹介します!

1️⃣ 作業員への安全教育と保護具の徹底 ‍
現場に出る前には、**「安全の基本」**を学ぶ研修や朝礼での確認が欠かせません!

定期的な安全講習:ベテランも新人も、工事の内容や季節に応じて危険ポイントを再確認。

‍♂️ 保護具の着用徹底:安全ヘルメット、安全靴、反射ベスト、手袋、ゴーグルなど、現場によって必要な装備はさまざま。

声かけ・指差し確認:「ヨシ!」の一言が事故を防ぐ大事な習慣です。

現場では「慣れが一番危ない」と言われます。日々の緊張感と、チーム内での声かけが命を守るカギなんです✨

2️⃣ 重機や機材の点検と整備 ️
土木工事ではショベルカー、クレーン、ブルドーザーなどの大型重機が大活躍!
でも、そんな力強い相棒たちも、メンテナンスなしでは大きな事故の原因になってしまいます。

始業前の点検:オイル漏れ・異音・動作確認を毎日実施!

月次・年次点検:専門業者や整備士が細かくチェック。

⚠️ 異常があれば即停止:作業より安全優先!が鉄則です。

安全な機械操作は、作業効率UPと信頼性UPにもつながります

3️⃣ 現場内の安全確保と保護設備の設置 ️⚠️
現場では、作業員だけでなく**第三者(歩行者・ドライバー・近隣住民)**への安全配慮も欠かせません。

重機の稼働エリアの明示:カラーコーン・フェンス・立ち入り禁止看板などを活用。

️ 高所作業の安全対策:足場の設置や命綱の装着、安全ネットで落下物対策もバッチリ。

️ 掘削現場の囲い込み:落下や転倒防止のために仮設フェンスを設け、安全通路を確保。

全ての作業は、**「見える化」&「区分け」**がカギ
誰がどこで何をしているか、一目でわかる現場が理想です✨

4️⃣ 近隣住民への配慮と地域との連携 ️
工事は現場の中だけでなく、その周囲の生活環境への配慮もとても大切です!

騒音・振動対策:消音タイプの重機使用や遮音シートの設置。

作業時間の配慮:早朝・夜間工事を避け、生活時間に配慮した工程計画。

事前説明会の開催:近隣住民に対し、工事の内容や期間、安全対策を丁寧に説明します。

「工事=うるさい・危ない」というイメージを払拭し、地域に寄り添った工事を目指すのが今のスタンダードです

✅ まとめ:安全があるからこそ、良い仕事ができる!✨
土木工事の安全管理は、「作業員を守る」「周囲を守る」「工事の質を守る」ための大切な取り組みです‍♂️

どんなに経験豊富な職人さんでも、基本に忠実な安全対策を忘れません。
それがプロとしての誇りであり、信頼される現場をつくる第一歩なんです!

 

興洋建設では、一緒に働いてくれる仲間を募集中です!

私たちが採用に関して最も大切にしているのは、「人柄」です。
土木工事の環境配慮やSDGsの取り組みに興味をお持ちの方、また
、未来のインフラを一緒につくりたいという方は、ぜひ求人情報ページをご覧ください。
皆様のご応募を心よりお待ちしております!

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興洋建設のよもやま話~part15~

皆さんこんにちは!
興洋建設の更新担当の中西です。

 

さて今回は

~土木工事の流れ ~施工のプロセスと各段階の作業 ️️

 

土木工事と一口に言っても、実はたくさんの段階や準備を経て、ようやく“形”になるんです‍♂️
今回は、道路や橋、河川工事などに共通する基本的な流れを、分かりやすくご紹介します!

1️⃣ 現地調査と設計計画
工事を始めるには、まず**“現地を知る”ことが最優先**!

地形や地質、交通量、排水状況などをくまなくチェック。

地盤が弱ければ補強が必要、水はけが悪ければ排水計画が重要です️

調査結果をもとに、CADなどの設計ソフトで図面を作成し、予算や工期、安全対策などの計画が練られます✨

この段階での判断ミスは、後の工事のトラブルにつながるので超重要なステップです!

2️⃣ 準備工事(仮設工事)️
設計が完了したら、次は**「工事のための工事」**!

重機やトラックの出入口の整備

仮囲い・足場の設置、安全柵や標識の設置⚠️

工事用電源・仮設トイレの設置や資材置き場の確保など

また、近隣の住民への騒音・振動対策や挨拶まわりもこの時期に行われます
まさに、工事のスタートラインを整える大切な段階なんです!

3️⃣ 本工事(掘削・造成・施工)️
いよいよメインの作業がスタート!

道路工事なら…地面を掘削し、路盤を整えてアスファルトを敷設。

橋梁工事なら…基礎杭の打設、支柱や橋桁の設置、鉄筋・コンクリートの施工。

河川工事なら…護岸の整備、堤防の築造や河床の浚渫(しゅんせつ)など。

各工程では、強度・精度・安全性を厳しくチェックしながら、計画通りに作業を進めます✔️
ここでの職人技が、工事の“質”を決めるともいえる大事な時間です!

4️⃣ 仕上げ工事と清掃 ✨
構造物が完成したら、仕上げとお片付けタイム!

歩道・縁石・ガードレールの取り付け️

標識や照明、路面表示(ライン引き)などの整備

周辺の清掃や残材の撤去、美観の回復✨

工事が完了したあとも、「見た目の美しさ」や「使いやすさ」にこだわるのがプロの姿勢です

5️⃣ 最終検査と引き渡し
最後は完了検査と引き渡し!

設計図通りに仕上がっているか?

材料や構造が基準を満たしているか?

安全基準をクリアしているか?

これらを確認するために、発注者や第三者機関が検査を行います。問題がなければ「合格」となり、晴れて公共の施設やインフラとして使用開始されるんです

✅ まとめ:土木工事は「段取り」が命
土木工事は、ただ重機で掘って終わりではありません!

調査 → 設計 → 仮設 → 本工事 → 仕上げ → 検査
この一連の流れを“安全に・確実に・丁寧に”行うことが、社会インフラの信頼につながるんです✨

 

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興洋建設のよもやま話~part14~

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さて今回は

~土木工事の種類~主な工種とその用途 🚧🌉🌊

 

一言に“土木工事”といっても、その中にはいろんな分野・技術があるんです。今回は、代表的な4つの工種について、それぞれの特徴と社会的な意義をわかりやすくご紹介します🙌

🛣️ 1. 道路工事 – すべての移動の基本!
道路工事は、私たちが毎日使っている道路を整備・保守する工事です。
新しい道路の建設はもちろん、老朽化した舗装の補修や、排水機能の改善、歩道・ガードレールの設置なども含まれます🚶‍♀️🚗

舗装工事では、アスファルトやコンクリートを使って、耐久性・滑りにくさを確保。

排水対策も重要!雨水が溜まらないように、道路脇に側溝などを設けて、安全な走行環境を維持します。

また、信号機や標識の設置なども、交通インフラを構成する大切な要素なんです✨

🌉 2. 橋梁工事 – 街と街、人と人をつなぐ架け橋
川や谷などの障害物を越えて、人や車が行き来できるようにするのが橋梁工事です。

鋼橋、鉄筋コンクリート橋、アーチ橋など、橋の形や材料もさまざま!

建設だけでなく、メンテナンス工事(補強や塗装、ひび割れ補修など)も超重要💡

橋は構造的にもデリケートで、風や振動、荷重などへの対策も必要です。長年安全に使うためには、高度な設計と施工技術が求められるんですね🛠️

🌊 3. 河川工事 – 水害から地域を守る防波壁!
気候変動の影響もあって、河川工事はますます重要になってきています。

護岸工事:川岸をコンクリートや石材で補強し、氾濫や侵食を防止。

堤防整備:大雨や台風による増水に備えて、地域の安全を守る!

浚渫(しゅんせつ)工事:川底にたまった土砂を取り除いて、流れをスムーズに✨

最近では、自然と調和する「多自然型護岸」など、環境にやさしい工法も増えてきました🌱

🚇 4. トンネル工事 – 地下の可能性を切り拓く技術!
山を貫いたり、都市の地下空間を活用したり――トンネル工事は“見えない大工事”です!

山岳部のトンネル:地質や岩盤の状態を調査しながら、慎重に掘削。落盤防止や排水対策が重要👷‍♂️

都市部の地下トンネル:交通量の多い都市では、騒音や振動を抑えるために「シールド工法」などの高精度な技術が使われます。

地下鉄や高速道路の地下化、上下水道の配管、電力や通信ケーブルの整備も、実はこの分野に含まれるんですよ😊

✅ まとめ:土木の種類は暮らしを支えるパズルのピース🧩
こうして見ると、土木工事の世界は多種多様!
一つひとつの工種が、それぞれの場所で「安全・安心・快適な社会」を支えているんです🌍✨

道路で通勤できるのも、橋で街がつながるのも、洪水を避けられるのも、地下鉄が走るのも――
すべては土木の力💪💡

 

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興洋建設のよもやま話~part13~

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さて今回は

~土木工事とは?その役割と社会への貢献🌉🏞️

 

🛠️ 土木工事って何をしてるの?
「土木」と聞くと、工事現場での作業や重機の音を思い浮かべる方も多いかもしれません。でも、実は土木工事って、私たちの暮らしの“縁の下の力持ち”なんです💪

道路、橋、トンネル、河川、ダム、上下水道など、暮らしに欠かせないインフラ整備が中心。
建物のように「見えるもの」ではありませんが、社会の基盤をつくり、守る仕事なんです🌐

🚗 インフラ整備で生活を快適に
土木工事の一番の役割は、私たちが安全・快適に生活できる環境をつくること。

🚙 道路や橋を整備して交通の便を良くする

🚰 上下水道の設備で清潔な生活を支える

🏞️ 公園や河川の整備で安心できる地域を作る

特に道路や橋は、災害時のライフラインとしても重要。緊急車両の通行や避難経路としても機能します。

🌊 防災・治水で命を守る
近年、台風やゲリラ豪雨など自然災害が頻発していますよね💦
土木工事では、河川改修、ダム建設、堤防・護岸整備などを通じて、災害から命を守る工事も行っています。

これらは「災害が起こってから」ではなく、「起こる前の備え」としての大切な役割を果たしているんです⚠️

💼 地域経済を支えるパワーも!
土木工事は、地域の雇用や経済にも大きな貢献をしています。

作業員や技術者の雇用創出👷‍♂️

資材や機械の取引で地域企業も活性化🏗️

公共事業が地元にお金を循環させる💴

特に地方では、公共工事が“地域の柱”になっていることも。
「人」と「街」が元気になるためにも、土木工事は欠かせないんですね✨

📝 まとめ:見えないけれど、確かな支え!
土木工事は、毎日の生活を当たり前にしてくれる“舞台裏の主役”です。
道路があるから通勤できる。水道があるから清潔に過ごせる。橋があるから街と街がつながる。
そう考えると、土木って本当にすごい仕事ですよね👏

 

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興洋建設のよもやま話~part12~

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さて今回は

スマート&グリーンな道づくり

今回は、「未来の道路舗装工事」についてお届けします。

前回は現場の環境課題についてご紹介しましたが、今、舗装業界ではテクノロジーの力と環境配慮の精神を掛け合わせた“次世代の舗装”が注目されています。


◆ スマート舗装工事の幕開け

 

● ICT建機で効率化と安全性を両立

  • 重機の操作をGPS・センサーで制御し、職人のスキル差を補う

  • 設計図と現場データを連動させた「ICT施工」は、工期短縮・誤差削減・事故防止にも効果

 

● ドローンによる測量・進捗管理

  • 高精度の空撮写真で施工前後の比較・測量が可能

  • 管理者は事務所にいながら現場の進行を確認でき、管理効率が劇的に向上

 

● AIによる劣化診断とメンテナンス計画

  • 路面のひび割れやわだちをAIが画像解析し、劣化状況を自動判定

  • メンテナンスの優先順位や方法を、データに基づいて判断できるようになる

 


◆ グリーンインフラとしての舗装の進化

 

道路は“単なる交通インフラ”から、今や“環境を守るグリーンインフラ”としての価値が注目されています。

● 透水性舗装の拡大

  • 雨水を地中に浸透させ、都市型水害やヒートアイランド対策に効果

  • 自然の水循環を再現する舗装技術として、緑地や公園でも導入が進行中

 

● 再生素材100%を目指すアスファルト開発

  • 使用済みの舗装材、プラスチック廃材、ゴムチップなどを再活用

  • ごみを資源に変え、循環型社会の中で“舗装”が新たな役割を担う

 

● 太陽光発電舗装の実験も開始

  • 道路表面に太陽電池を組み込み、エネルギーを発電する舗装が欧州で試験運用

  • スマートシティの実現に向け、日本でも実証実験が始まりつつあります

 


◆ 働き方改革と若手育成にも注目

 

舗装業界も例外ではなく、人材不足・高齢化が大きな課題です。未来の担い手を確保するため、次のような改革が進んでいます。

● 働きやすい現場づくり

  • 週休2日制導入への取り組み

  • ICT・省力化機械導入による負担軽減

  • 外国人技術者の受け入れと教育支援

 

● 若者に“かっこいい”と思われる舗装業へ

  • SNSでの施工風景配信

  • ドローンやタブレットを駆使した現場のIT化紹介

  • 制服の刷新や業界PRイベントの開催

 


◆ 未来の舗装工事がつくる社会

 

  • 人にも環境にもやさしい道路づくり

  • データと技術に支えられたスマートな現場

  • 安全・安心を支える社会基盤としての誇り

 

 

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興洋建設のよもやま話~part11~

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さて今回は

環境との向き合い方とは?

今回は、私たちの生活インフラに欠かせない「道路舗装工事」と“環境問題”との関係について深掘りしていきます。

道路工事と聞くと「うるさい」「渋滞する」「におう」といったイメージがあるかもしれませんが、実はその背景には、社会の安全・利便性を支える重要な役割が隠れています。

一方で、舗装工事は環境負荷が大きい工種でもあり、現場では日々さまざまな工夫と配慮がなされています。


◆ 道路舗装工事とは?

 

道路舗装工事とは、アスファルトやコンクリートを使用して道路の路面を整備する工事のことです。新設だけでなく、老朽化やひび割れ、わだち掘れなどの補修工事も含まれます。

一般的な流れは以下のとおりです:

  1. 既存舗装の切削・撤去

  2. 路盤の整正・転圧

  3. アスファルト合材の敷均し・転圧

  4. 仕上げ・ライン引き

こうした工程には大型重機の稼働や、石油系の資材の使用などが伴い、さまざまな環境負荷の要因となるのです。


◆ 環境負荷の要因とは?

 

● 騒音・振動の発生

  • アスファルトフィニッシャーやローラー、切削機などの重機から大きな騒音・振動が発生します。

  • 住宅地や学校付近ではクレームにつながることもあり、時間帯や工事計画への配慮が求められます。

 

● 大気汚染とCO₂排出

  • アスファルト合材は高温(150℃前後)での施工が必要なため、製造時や施工中にCO₂やNOxを排出します。

  • 使用する重機や運搬車両の排ガスも問題視されています。

 

● アスファルト合材のにおい

  • 原油由来の合材は、独特のにおいを発生させます。これが近隣住民の不快感や健康への不安を招く場合も。

 

● 廃材・産業廃棄物の発生

  • 古い舗装の撤去材(廃アスファルトやコンクリート)は適切に分別・リサイクルされなければ、埋立地の負担増加や環境汚染の原因になります。


◆ 現場で進む環境対策

 

道路舗装業界では、こうした課題に対して多くの取り組みが始まっています。

● 低騒音型の重機・アタッチメントの導入

  • 従来よりも静音化されたアスファルトフィニッシャーや転圧ローラーが普及

  • 夜間工事にも対応し、住民への影響を最小限に抑える努力が進行中

 

● 騒音・粉じんのリアルタイムモニタリング

  • 環境計測センサーを設置し、現場で発生する騒音・振動・粉じんをデジタルで記録

  • 一定値を超えた場合に作業を一時停止するなど、対策を即時に講じられる体制づくり

 

● リサイクルアスファルトの使用

  • 古いアスファルトを加熱・再生し、新たな舗装材として再利用

  • 廃棄物削減と原料コストの抑制を両立

 

● 省エネ型合材(低温アスファルト)

  • 合材の加熱温度を30~40℃ほど低く抑えることで、CO₂排出量を削減

  • 施工中のにおい・煙の発生も抑制され、作業員にもやさしい

 


◆ 地域と共生するための工夫

 

  • 夜間施工時の遮音カーテン設置

  • 事前説明会・広報活動の実施

  • クリーン作業(こまめな清掃・洗浄)

  • 通学時間帯の作業中止

 

工事は「地域に迷惑をかけるもの」から、「地域と共に進めるもの」へ。その姿勢が、今の舗装業界では重視されています。

 

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興洋建設のよもやま話~part10~

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さて今回は

~育成~

ということで、人材育成と人手不足の背景・課題・解決策を深く考えていきましょう。

今、私たち土木業界が直面している最大の課題
それは、「人がいない」「人が育たない」「人が辞めていく」という三重苦とも言える「人手不足問題」です。

このままでは、地域のインフラを守る人がいなくなる。


土木業界を襲う人手不足の現状とは?


❶ 就業者の高齢化と若手不足

  • 国土交通省の統計によると、建設業就業者の約3割が60歳以上(2023年)

  • 一方、29歳以下はわずか11%前後という深刻な若年層不足

📉 あと10年で半数以上のベテランが引退する現実がすぐそこに迫っています。


❷ 3K(きつい・汚い・危険)というマイナスイメージ

  • 夏の炎天下、冬の寒風、粉塵、騒音、重機…

  • 世間からは「大変そう」「給与が安そう」「将来が不安」と見られがち

💬 実際には改善が進んでいても、イメージが更新されていないことが障壁となっています。


❸ 給与・休日・働き方への不満

  • 他産業と比べて週休2日制が進みにくい

  • 賃金の安定性・評価制度の不透明さ

  • 「下請け構造の中で自分の将来が見えない」という声も多い

📌 「やりがい」だけでは人は定着しない時代です。


なぜ人が育たないのか? 育成における課題


❌ OJT任せの教育に頼りすぎている

  • 「見て覚えろ」「背中を見て学べ」スタイルが根強い

  • 忙しい現場で教育が後回しになる

  • マニュアルや育成プログラムが整っていない

👉 結果:新人が何を学んでいるのかすら把握できていない


❌ 育成担当者に“教える力”が求められていない

  • 技術力の高いベテラン=教育が得意、とは限らない

  • 言語化や段階的指導、モチベーション管理などのスキルが不足

👷‍♂️ 教えられる職人がいなければ、育つ職人も育たないのです。


❌ 成長の“見える化”がない

  • 何を習得したら一人前なのかが不明確

  • 昇給・昇格・資格取得と連動していない

  • 若手が「このまま働いてどうなるのか?」と将来像を描けない

📉 こうして3年以内の離職率が高くなる構造ができてしまっています。


人材を“育て、守り、伸ばす”ための5つの施策


✅ ① スキルマップによる段階的教育

レベル できること 支援内容
Lv.1 現場の基本動作 安全教育・工具名称
Lv.2 土工補助作業 道具の使い方実践
Lv.3 軽作業の段取り 図面理解の基礎
Lv.4 施工班リーダー補佐 現場管理補助
Lv.5 職長・工程管理 資格取得・人材育成

📈 成長が「見える」ことで、やりがいと定着率が向上します。


✅ ② 若手向け動画・図解・マニュアルの整備

  • 掘削、型枠、コンクリート打設などの工程を動画で解説

  • イラスト付きの現場ルールブック

  • スマホで見られる「新人用現場ハンドブック」

📱 若手世代には“視覚重視型”の教育が特に効果的です。


✅ ③ 教育できる人材を評価・育成する

  • 教育担当に手当や評価ポイントを付ける

  • 指導スキルを伸ばす社内研修の実施

  • 教育=未来への投資と位置づける企業文化の醸成

👨‍🏫 「教える職人」が現場のキーマンです。


✅ ④ 働き方改革:週休2日、給与の安定化、福利厚生の充実

  • 重機作業やICT土工の導入による省力化と工期短縮

  • 施工管理と職人の業務分担・効率化

  • 社会保険完備、資格支援、退職金制度の整備

💡「ここなら一生働ける」と思える職場が、最大の育成環境になります。


✅ ⑤ 女性・外国人・未経験者の活用と育成

  • 女性職人向けの作業環境改善(更衣室・軽量道具など)

  • 外国人技能実習生・特定技能者への教育支援(多言語対応)

  • 中高年の未経験者を受け入れる「リスキリング研修」

🌏 多様性を受け入れる企業が、人材に選ばれる企業になっていきます。


「人を育てる会社」が“強い現場”をつくる


土木工事の魅力は、目に見える成果を社会に残せること。
道路、橋、公園、河川、防災設備そのすべてが未来に残る資産です。

でも、それをつくるのは「人」。
そしてその人を育てるのも、また人。

  • 教育に時間を割けない

  • 人材が辞めていく

  • 若手が来ない

そんな課題に直面した今こそ、
「育てる文化」を社内に根づかせることが、未来への最大の投資なのです。


人材不足の時代にこそ、育成力が企業価値になる


🔹 若手が来ない → 受け入れ体制ができていない
🔹 教えられない → 教える人を育てていない
🔹 辞めてしまう → 将来が描ける環境がない

これらすべてに共通するのは、“人への向き合い方”。

✅ 計画的な教育体制
✅ 成長が見える評価制度
✅ 多様な人材が活躍できる仕組み

これらを整えた会社こそが、
これからの土木業界で生き残り、地域を支えるリーダー企業となっていく。

 

 

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興洋建設のよもやま話~part9~

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さて今回は

~設計~

ということで、道路舗装工事における設計の基本から応用、そして設計時に特に注意すべきポイントまでを、現場目線で深く掘り下げて解説します!

「舗装」と聞くと、ただアスファルトを敷くイメージを持たれることも多いですが、実は“舗装の品質は設計段階で9割決まる”といっても過言ではありません。

舗装設計とは、単なる厚みの設定ではなく、

  • 地盤状況

  • 交通条件

  • 排水能力

  • 材料選定

  • 維持管理性

  • 周辺環境や景観との調和

などを総合的に判断して設計する極めて重要な工程です。


そもそも「舗装設計」とは何か?


舗装設計とは、交通荷重・地盤支持力・環境条件などをもとに、最適な舗装構造とその厚さ、材料、施工仕様を決定する設計行為です。

一般的な舗装の構造は以下のように構成されます

設計はこの構成に対して、以下の条件を加味して行われます

  • 設計交通量(大型車の通行量)

  • 地盤支持力(CBR値など)

  • 地形・勾配・排水条件

  • 使用材料の種類と供給可能性

  • 維持管理・施工コスト

📌 つまり舗装設計とは、地盤と交通の“バランスを取る工学”なのです。


舗装設計の基本プロセス


✅ ① 現地調査と地盤調査(支持力の把握)

  • 路床土質の調査(CBR値、液性限界、含水比など)

  • 地盤の排水性、凍結深度の確認(寒冷地は特に重要)

  • 地盤改良が必要な場合は改良方法も検討

🧱 地盤の弱さを無視した設計は、沈下・ひび割れ・早期破損を引き起こします。


✅ ② 設計交通量(N値)の算出

  • 年間平均交通量(大型車換算)×設計年数で累積交通量(N値)を算出

  • 設計交通量に応じて舗装の構造グレードを選定(軽交通/中交通/重交通)

🚛 「N=1×10⁶」などの単位で表現され、Nが大きいほど構造が強固になります。


✅ ③ 舗装構成の選定と各層の厚さ設定

例:アスファルト舗装(中交通対応)

材料 厚さ(例)
表層 密粒度アスコン(13mm) 5cm
基層 密粒度アスコン(20mm) 6cm
上層路盤 再生クラッシャーラン 15cm
下層路盤 粒度調整砕石 20cm

※路床CBR値に応じて増減あり

🛠️ 構造設計は「交通量×地盤強度×コスト×維持性」のトレードオフの最適化作業です。


✅ ④ 排水設計と縦断・横断勾配の検討

  • 表層の横断勾配(通常2%前後)による排水計画

  • 排水側溝の設置、側溝勾配、集水桝配置などを検討

  • アスファルトの透水性 or 非透水性の選定

🌧️ 排水性を考慮しない舗装は、水たまり・凍結・劣化・事故の原因になります。


✅ ⑤ 環境条件と使用材料の選定

  • 寒冷地では凍上抑制層(断熱材や透水層)を設計

  • 交差点や勾配部では滑り止め舗装(開粒度アスファルトなど)を検討

  • 騒音やヒートアイランド対策として遮熱性・多孔質舗装も導入

🌱 近年では、環境性能を高めたグリーンインフラ舗装も注目されています。


舗装設計で注意すべき5つの重要ポイント


⚠️ ① 地盤条件に応じた構造補強の検討

  • CBR値が5%未満の場合は地盤改良 or 構造強化が必須

  • 軟弱地盤ではジオテキスタイル(補強材)の導入も有効

✅ 設計時に「地盤をどう補うか」を検討しないと、舗装がすぐ壊れます。


⚠️ ② 設計N値に基づく「現実的な構造」設定

  • 設計交通量が過小評価されると早期のわだち掘れ(轍状のへこみ)が発生

  • 逆に過大評価すると過剰設計によるコスト増

✅ 設計N値と実際の車両通行量を交通量調査や自治体データで裏付けましょう。


⚠️ ③ 維持管理性・補修性への配慮

  • トンネルや交差点などは打換えやすい構造が望ましい

  • 駐車場や歩道は表層交換だけで済む構成が管理しやすい

✅ 「10年後、どう維持するか?」を想定して設計しましょう。


⚠️ ④ 発注者の意図・景観との整合

  • 市街地や観光地では透水性平板・自然石舗装など景観配慮が必要

  • 公共案件では「標準設計」に準拠する必要も

✅ 見た目と性能のバランスがとれた設計が求められます。


⚠️ ⑤ 現場条件に応じた施工性の検討

  • 舗装機械の進入経路、材料搬入ルートの検討

  • 夜間工事・交通規制なども含めた施工条件に即した設計

✅ 図面の上だけで成り立つ設計では、現場で施工トラブルの原因になります。


これからの舗装設計に求められる新たな視点


◆ AIとBIM/CIMの活用

  • 土量計算・舗装厚の自動設計

  • 交通シミュレーションによる舗装損傷予測

  • 3Dモデルでの施工計画・干渉確認

💡 “設計から維持まで”を見通した情報管理設計が標準になりつつあります。


◆ 環境負荷低減型舗装の設計

  • 再生アスファルトの活用(RAP)

  • 遮熱アスファルト・カラー舗装でヒートアイランド対策

  • 透水性舗装で雨水の地中浸透促進

🌍 舗装も“地球と共生する構造”が当たり前の時代へ進んでいます。


良い舗装は「未来を見据えた設計」から始まる


道路舗装は、街をつなぎ、人と物流を支える最も身近で最も大切なインフラの一つです。

そしてその品質と耐久性は、設計の段階でほとんど決まってしまいます。

✅ 地盤を正しく読み、
✅ 交通条件に合わせて構造を決め、
✅ 排水・環境・維持までを設計に織り込む

このすべてが揃ってこそ、“壊れにくく、維持しやすく、安全で美しい舗装”が完成するのです。

 

 

興洋建設では、一緒に働いてくれる仲間を募集中です!

私たちが採用に関して最も大切にしているのは、「人柄」です。
土木工事の環境配慮やSDGsの取り組みに興味をお持ちの方、また
、未来のインフラを一緒につくりたいという方は、ぜひ求人情報ページをご覧ください。
皆様のご応募を心よりお待ちしております!

気になる求人情報はこちら

業界建設お仕事紹介シリーズ 第2回

「機械建設オペレーター(重機オペレーター)」の魅力とやりがい

皆さんこんにちは!興建設洋、更新担当の岡です。

今日は「建設業界お仕事紹介シリーズ」第2回目として、「建設オペレーター(重機オペレーター)」 の仕事をご紹介します。ショベルカーやブルドーザーなどを自由に操り、土木工事や建築現場で大活躍するポジションです。


1. 建設機械オペレーター(重機オペレーター)とは?

機械建設オペレーターは、土砂の掘削・運搬・整地など、建設を使った作業を担当するスペシャリスト。現場の状況に応じて効率的かつ安全に重機を動かし、工期短縮や作業効率の向上に大きく貢献します。

代表的な建設機械は、以下のようなものがあります。

  • ショベルカー(マイクショベル):土砂や岩を掘削し、ダンプトラックに積み込む
  • ブルドーザー:土砂や砂利を押し固め、土地を整地する
  • ホイールローダー:バケットで土砂や資材をすくい上げて運搬する
  • クレーン車:建築資材や大型機材を吊り上げて移動する
  • ローラー:アスファルトや土壌を締め固めて平らにする

これらを操り、同時に安全面にも配慮するが建設機械オペレーターの仕事です。


2. 主な業務内容

  1. 現場の事前確認
    施工図面や現場の地形を理解し、重機操作にリスクや効率的な動線を検討します。

  2. 重機の操作
    ショベルカーやブルドーザーなど、建設担当の機械を使って土砂の掘削・運搬、地盤整備を行います。
    周囲の作業員や地中埋設物への影響を常に考慮し、安全第一で作業を進めます。

  3. 日常・点検メンテナンス
    重機の故障は工期に大きな影響を考慮し、作業開始前の点検や定期メンテナンスが快適ではありません。
    燃料・不具合・各部品のチェックを行い、不具合があれば早急に報告・対処します。

  4. 作業環境の整備
    床の凸凹を整えたり、資材を指定の場所へ移動したりと、施工
    管理技能士や現場監督と連携しながら、作業環境を最適化します。


3. 必要な資格と取得方法

機械建設を操作するには、機械の種類に応じた技能講習や特別教育を受講し、資格を取得する必要があります。
例えば、ショベルカーやブルドーザーなど、車両系建設機械の運転技能講習が代表的です。

  • 車両系建設機械(整地・運搬・積み込み・掘削用)運転技能講習
    受講資格:満18歳以上
    学科・実技を合わせて、約2~5日程度の講習を修了すると修了証が付与されます。

  • 床上操作式運転技能講習玉掛け技能講習など
    クレーン作業に必要な資格。施工現場や配置機材により、求められる資格が異なります。

興洋建設では、資格取得支援実地研修も充実しており、
未経験からでも重スピーカーを目指せる環境が整っています。


4. 建設機械オペレーターの魅力・やりがい

  1. ダイナミックな作業
    大型の重機を操作し、目に見える形で現場が変わっていく驚異があります。
    地形が整えられ、新しい道や基礎が完成していく様子は圧巻です。

  2. 作業効率アップのキーパーソン
    重機の効率的な運用で、工事全体の進捗やコストが大きく変わります。
    周囲からの見通しも高く、現場の要として活躍できます。

  3. 資格・技術が一生モノ
    に一度身につけたオペレーション技術や資格は、建設業界で長く活かせる武器になります。
    若手からベテランまで、幅広い年齢層で活躍のチャンスがあるのも魅力です。


5. 重機オペレーターに求められる考え

  1. 安全意識の高い
    建設機械は非常に強力なため、操作ミスが大事故につながる可能性があります。
    周囲の状況を把握し、安全を最優先できる方が求められます。

  2. コミュニケーション力
    現場監督や他の作業員と連携することが多いため、
    明確な意思疎通や**ただな報連相(報告・連絡・相談)**が必要ありません。

  3. 集中力と柔軟な対応
    長時間のオペレーションでも安定したオペレーションを維持し、
    現場の状況変化に応じて冷静な判断・対応する力が求められます。


興洋建設では、一緒に働く仲間を募集中!

興洋建設では、未経験者から経験者まで幅広く重機オペレーターを募集しています。
社員の余裕が安心して働けるよう、資格取得サポート充実した福利厚生を整備しました。
あなたの「力」で、街や社会の基盤を支えやりがいのある仕事に挑戦してみませんか?

  • 募集分野:重機オペレーター、機械建設オペレーター見習い
  • 歓迎する人材:建設業界で手に職を重視したい方、コミュニケーションが得意な方、安全意識の高い方

興味をお持ちの方は、ぜひ求人情報ページをご覧ください、お気軽にお問い合わせください。
皆様のご応募を心よりお待ちしております!


まとめ

機械建設オペレーターは、大型の重機を操縦して現場を支える重要な立場です。
ダイナミックな作業と規模が魅力であり、やりがいも大きいかもしれません。次回の「
建設業界お仕事紹介シリーズ」でも、建設業に関してさまざまな分野や働き方を選ぶ予定ですので、どうぞお楽しみに!

業界建設お仕事紹介シリーズ 第1回

皆さんこんにちは!
興建設洋、更新担当の岡です!

今日からスタートする新シリーズ「建設業界お仕事紹介シリーズ」では、
建設現場で活躍するさまざまな立場の仕事内容や魅力、キャリアパスなどをわかりやすくご紹介します!
初回のテーマは、
「施工管理技士」。


1. 施工管理技能士ってどんな仕事?

施工管理技能士は、建設現場の進行をスムーズに指揮・監督する「司令塔」のような存在です。
具体的には、以下のような業務を担当しています。

  1. 工程管理:工事が予定通りに進むよう、作業スケジュールを立てる・調整
  2. 品質管理:設計図や仕様書に従って施工が行われる納期を確認し、品質を保証する
  3. 安全管理:作業員や近隣住民の安全を守るために、危険箇所の把握・対策の徹底
  4. コスト管理:予算内で工事を完了させるための資材や人件費の調整

業務を総合的にマネジメントし、プロジェクトを「納期・品質・安全・コスト」の観点から成功へ検討します。


2. 施工管理技能士になるためには?

施工管理技能士として働くためには、国家資格である「施工管理技能士」(1級・2級)の取得が大きなアドバンテージになります。
主な分野には、建築・土木・管・電気工事などあり、工事の種類に合わせて受験します。

  • 受験資格
    実務経験年数が規定を満たすことで受験が可能です。学歴や職歴に応じて受験資格が変わるため、
    詳細は各種施工管理技能士試験の公式サイトをチェックしましょう。

  • 試験内容
    学科試験と実地試験(実務を踏まえた記述式)があります。
    施工計画・施工管理技術・法規・安全管理など、幅広い知識が問われます。

興洋建設でも、資格取得を目指す社員に対して、試験対策講習会の支援や受験料補助など
様々なサポートを行っています。


3. 施工管理技能士の魅力・やりがい

(1)スケールの大きな仕事に関わる

建設プロジェクトは道路や橋梁、ビルや住宅など、社会基盤を支える重要なものばかり。
自分が携わったものが形として残るため、非常に大きな達成感が得られます。

(2) チームで作り上げる充実感

現場には、職人や技術者、設計者、行政など、多彩なメンバーが集まります。そのリーダーとしてチームをまとめるのは
大変ですが、工事が無事に完了したときの喜びは格別です。

(3) キャリアパスの広がり

施工管理技能士の経験を積むことで、現場長やマネージャー職など、キャリアアップの道が広がります。また
、大規模プロジェクトのメインマネージャーとして活躍し、技術指導や会社経営層へのステップアップも目指せます。


4. 施工管理技能士の1日のスケジュール(例)

7:30 – 朝礼・安全ミーティング
現場の全員と朝礼を行い、当日の作業内容や安全上の注意点を共有します。

8:00 – 作業開始・進捗確認
各作業グループの進捗状況をこまめに確認し、スケジュールの調整を行います。

12:00 – 昼休み
休憩時間をしっかり確保し、チームの体調管理にも気を配ります。

13:00 – 品質チェック・書類作成
設計図や仕様書に沿って施工され施工を確認し、備えがなければ修正指示を出します。
必要に応じて写真撮影や書類の記録の整理を行い、工事台帳に反映します。

15:00 – 関係者との打ち合わせ
工事の進捗状況や追加要望などについて、実施者・設計者・協力会社と打ち合わせ。

17:00 – 作業終了・翌日の準備
日報作成と翌日の作業計画の再確認を行い、1日の業務を締めくくります。


5. 施工管理技能士として働くために大切なこと

  1. コミュニケーション力
    各分野の専門家と連携しながら、全体をまとめていく力が求められます。

  2. 安全意識の徹底した
    作業員や近隣住民の安全を守ること、危険箇所や作業手順の周知は最優先事項です。

  3. 意欲・学び続ける姿勢
    法改正や新工法、ICT技術など、常に最新の知識を取り入れるための学びが欠かせません。


興洋建設では、施工管理技能士を目指す方を応援します!

興洋建設では、資格取得支援研修制度などを充実させ、社員のキャリアアップを全力でサポートしています

  • 募集職種:施工管理技術士見習い、現場監督補助など
  • 歓迎する人材:コミュニケーションが得意な方、チームで仕事をするのが好きな方、
    建設業界で手に職をつけたい方

ご興味のある方は、ぜひ求人情報ページをご覧の上、お気軽にお問い合わせください。
皆様のご応募を心よりお待ちしております!


まとめ

施工管理技術士は、建設現場の「司令塔」として多くの人をまとめ、プロジェクトを進める上で重要な役割を担っています。資格取得や実務経験を活かしてキャリアアップを図れる、やりがいのある部分です。次回の「建設業界お仕事紹介シリーズ」でも、別の部分の魅力を深堀してまいりますので、どうぞお楽しみに!