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皆さんこんにちは!
興建設洋、更新担当の岡です。
本日は「第6回土木工事雑学講座」をお届けします!
今年、SDGs(持続可能な開発目標)をはじめとして、環境や社会、経済のバランスを考慮した建設プロジェクトが世界的に注目されています。土木工事も例外ではなく、周辺環境や生態系を守りながら、持続可能なインフラを進めることが求められています。今回は、土木工事で行われる環境への配慮や、その最新の整備についてご紹介します。
土木工事では、大量の土砂やコンクリートなどの廃材が発生します。
これらを再利用し、アスファルトやコンクリート骨材として活用することで、
資源の消費を抑えながら、廃棄物の削減を目指して取り組んでいきますです。
工事現場での廃棄物分別を徹底することで、リサイクルが可能な資源を休まずに再活用できます。
分別管理が徹底されると、環境負荷の軽減だけでなく、コスト削減にもつながります。
護岸工事や法面保護などの場面では、コンクリートの「硬い」イメージを少しでも我慢して、
緑化ブロックや植生工法が取り入れられています。
草の根が砂土を保つことで土壌流出を防ぎつつ、生態系保全の一助となります。
その対策として、高架下や橋の下部などに動物が通るための通路を設け、野生動物の観察フィールドを
守るプロジェクトも各地でで進められています。
大規模なインフラ整備では、着工前に環境影響評価(EIA)を実施します。
開発による環境への影響を科学的に予測・評価し、必要に応じて取り組むことで、
周辺地域や生態系への悪影響を可能な限り回避・軽減します。
環境影響評価の過程では、行政機関や専門家、地域住民との協議・説明会を行い、
透明性の高い情報共有と合意形成が求められます。これにより、将来的なトラブルの回避にもつながります。
工事現場での電力使用をモニタリングし、必要なときに必要な分だけ効率的に使う工夫が進んでいます。
LED照明や省エネ重機など、環境負荷を抑えながら作業効率を高める取り組みが増えていますます。
仮設事務所での電力を太陽光パネルで賄うケースや、切り出し木材チップからエネルギーを排出するケースなど、地域の特性を
考慮した再生可能エネルギーの導入が注目されています。
環境負荷を恐れながら社会インフラを整備していることは、
地域の未来を守るために不可欠な視点となりました。
今後は、IoTやAI、ドローンなどのテクノロジーと取り組むことで、
さらに詳細な環境データを活用し、効率的かつ持続可能な工事が実現すると考えられます。
以上、第6回土木工事雑学講座でした!
次回の7回目も楽しみに!
私たちが採用に関して最も大切にしているのは、「人柄」です。
土木工事の環境配慮やSDGsの取り組みに興味をお持ちの方、また
、未来のインフラを一緒につくりたいという方は、ぜひ求人情報ページをご覧ください。
皆様のご応募を心よりお待ちしております!