オフィシャルブログ

第5回土木工事雑学講座

さんこんにちは! 興洋建設、更新担当の岡です。

本日は「第5回土木工事雑学講座」をお届けします!

今回のテーマは、 「ICT施工が実現する未来 ~土木工事とテクノロジーの融合」です。

近年、建設業界では人手不足や作業効率化のニーズが問題となり、さまざま
なICT(情報通信技術)を活用した施工管理や測量、検査などが普及しつつあります。
や3Dスキャナー、AIなどを活用することで、より安全かつ迅速な工事を実現しています


1.ドローンによる測量・点検

従来の測量では、広大な敷地を何日もかけて人力で計測する必要がありました。しかし
、ドローンを利用すれば、短時間で上空から現場全体を撮影・計測できます。

  • 高所作業のリスク軽減
    階段や足場など危険な場所に人が立ち入る必要性が減り、安全性が向上します。
  • スピーディーなデータ取得
    ドローンで撮影した画像はソフトウェア上で3Dモデル化され、
    測量図や地形図を効率的に作成できます。

2. 3DモデルとBIM/CIMの活用

BIM(Building Information Modeling)やCIM(Construction Information Modeling)は、建築や土木の設計段階から施工、維持管理まで一貫
して3Dモデルを活用する技術です。
そのため、
工事全体の理解と施工シミュレーションが全体的にやりやすくなります。

  • 施工のシミュレーション
    地形や構造物を3Dモデルで再現し、重機の動線計画や工期短縮につながります。
  • コスト管理や品質向上の
    無駄な工事や設計変更を削減し、品質を確保しながらコスト削減が可能です。

3. AI・IoTを活用した施工管理

現場の状況をセンサーやカメラで継続的にモニタリングし、得られたデータをAIが解析することで、施工
プロセスの効率化やトラブルの早期発見が期待できます。

  • 故障予知保全
    重機や設備にIoTセンサーを取り付け、異常を検知すると何らかの原因があります。ダウン
    タイム(機器停止期間)を極力抑えられます。
  • 作業員の安全管理
    監視映像やウェアラブル機器のデータから、作業員の動線管理や熱中症予防など
    リスク軽減策を講じることも可能です。

4. ICT施工のメリットと今後の展望

  • 安全性の向上に
    危険な場所では人間力の作業を減らし、万が一の事故を防ぐことができます。
  • 工期短縮・コスト削減
    データの待ち時間化や高度なシミュレーションにより、効率施工が進められます。
  • 多様な人材が活躍できる環境建設
    ICT技術の導入により、機械操作やシステム管理など新たな職種・スキルが求められます。
    業界に伝わる人々の活躍の場が広がるでしょう。

AIによる自動化はもちろん、
AR(拡張現実)やVR(仮想現実)などを用いた新しい施工支援ツールの導入が実現し、
土木工事の現場はより安全・効率になることが予想されます。


以上、第5回土木工事雑学講座でした!

次回の第6回も楽しみに!


興洋建設では、一緒に働いてくれる仲間を募集中です!

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
建設業界におけるICT技術や先進的な取り組みに興味をお持ちの方、
ぜひ求人情報ページをご覧ください、私たちと一緒に新しい時代の土木工事を切り開いていきましょう。
皆様のご応募を心よりお待ちしております!