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月別アーカイブ: 2025年12月

興洋建設のよもやま話~part28~

皆さんこんにちは!
興洋建設の更新担当の中西です。

 

舗装工事の見積・仕様・業者選び

 

道路舗装工事を発注する側(自治体、企業、施設管理者、マンション管理組合など)にとって悩ましいのが、「何を基準に業者を選べばいいか」「見積をどう比較すればいいか」という点です。舗装は出来上がりがきれいでも、数年後に不具合が出ることがあります。つまり、発注時点で“見えない品質”を見抜く必要があります

ここでは、発注者目線で、舗装工事の見積・仕様・業者選びのポイントを整理します

 

 

■ 1) まず整理すべきは「目的」

舗装工事には目的が複数あります。

  • 走りやすくしたい(平坦性)
  • 水溜まりをなくしたい(排水改善)️
  • ひび割れを止めたい(防水・構造補強)️
  • 穴ぼこをなくしたい(安全性)⚠️
  • 見た目を整えたい(景観・施設イメージ)✨

目的が曖昧なまま「とりあえずオーバーレイ」で進めると、根本原因が残り再発しやすくなります。まずは目的を一言で言える状態にしましょう。

 

 

■ 2) 見積比較で見るべきは“単価”より“範囲”

舗装工事の見積は、同じ金額でも内容が違うことが多いです。比較すべきは単価ではなく「含まれている範囲」です。

✅ 見積で確認したい項目

  • 施工範囲(延長・幅・面積)
  • 切削厚・舗装厚(何cmやるか)
  • 路盤補修の有無(不陸調整、入替)
  • 交通規制・誘導員の人数と日数
  • 産廃処分・運搬の内訳
  • 区画線・標識復旧の有無
  • マンホール調整の有無️
  • 施工後清掃・復旧(敷地内の砂処理など)
  • 保証や瑕疵対応の考え方

「一式」が多い見積ほど、後から追加になりやすい傾向があります。可能な範囲で内訳を明確にしてもらうと安心です

 

 

■ 3) 施工計画が丁寧な会社は、品質も丁寧

業者選びの際は、現地調査の時点で差が出ます。良い会社は、路面を見るだけでなく、周辺条件まで確認します。

  • 排水の流れ、水溜まりの位置️
  • 交通量と車種(大型車比率)
  • 地下埋設物、掘り返し跡
  • 近隣施設(学校・病院・住宅)
  • 工事車両の出入り動線
  • 工期中の代替導線(歩行者・車)

これらを踏まえて工程と規制計画を作れる会社は、現場トラブルが少なく、品質も安定しやすいです。

 

■ 4) 仕様の考え方:同じ舗装でも“目的別”に変えるべき

例えば、同じアスファルト舗装でも、交差点付近はわだち対策、坂道は排水と滑り抵抗、住宅街は低騒音…というように最適解は違います。

  • 交差点:耐流動性(わだち対策)重視
  • 坂道:排水・滑り抵抗・冬期対策❄️
  • 住宅地:騒音・振動配慮
  • 工場周辺:重交通対応(路盤補強含む)
  • 駐車場:耐油性・ライン復旧・勾配調整️

発注者が「目的」を明確にすると、業者側も仕様提案がしやすくなり、結果的に良い工事になります

 

 

■ 5) 工事後の維持管理:点検の“習慣化”がコストを下げる

舗装は放置すると劣化が急激に進みます。おすすめは、軽微な不具合のうちに対処すること。

  • 小さなひび割れ → シールで水を止める
  • 表面の粗れ → 表面処理で延命
  • 段差の芽 → 早期調整で事故防止⚠️

年1回の目視点検だけでも、穴ぼこ発生のリスクを減らせます。発注者側で点検基準を持つと、計画的な更新が可能になります

 

■ 舗装工事は「目的→範囲→管理」で成功する️✅

発注者にとって最も大事なのは、
✅ 目的を明確にする
✅ 見積の範囲を揃えて比較する
✅ 現場条件を踏まえた施工計画を確認する
✅ 工事後の維持管理まで見据える
この4点です。

 


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興洋建設のよもやま話~part27~

皆さんこんにちは!
興洋建設の更新担当の中西です。

 

“現場力”が信頼をつくる‍♂️

 

道路舗装工事は、工事そのものの品質はもちろん大切ですが、同じくらい重要なのが安全管理・交通規制・近隣配慮です。道路工事は生活の場に直接入り込みます。通行止め、騒音、振動、臭い、粉じん…。地域の方にとってはストレスになりやすい工事です
だからこそ「工事を成功させる=舗装をきれいに仕上げる」だけではなく、工事中も含めて安心してもらうことが、現代の舗装業に求められています

 

 

■ 安全管理:舗装工事は“交通事故リスク”と隣り合わせ⚠️

道路工事の最大のリスクは、作業員や通行者の事故です。現場には大型車両が出入りし、ローラーやフィニッシャーが動き、交通規制の中で一般車も通ります。だから安全管理は「徹底しすぎるくらいがちょうどいい」です。

✅ 基本となる安全対策

  • 規制計画(車線規制、片交、迂回路)
  • 誘導員配置と合図の統一‍♂️
  • 歩行者導線の確保(ベビーカー・車いす含む)♿
  • 夜間照明・反射材・看板の視認性
  • 車両の入退場時の声掛け・死角管理

とくに夜間工事は、視認性が落ちるため危険度が上がります。照明配置や反射材、誘導の質が事故リスクを大きく左右します。

 

 

■ 近隣配慮:クレームの多くは“想定外”から生まれる

工事のトラブルの多くは「音がうるさい」「臭いがする」だけでなく、事前に聞いていなかったという不満から拡大します。だから重要なのは、事前の説明と、当日の見える化です。

✅ 近隣説明で伝えるべきこと

  • 工事期間(予備日含む)
  • 作業時間(夜間の有無)⏰
  • 騒音・振動が出やすい工程(切削、転圧など)
  • 交通規制の内容(出入り制限、迂回路)
  • 緊急連絡先(現場責任者の窓口)

住民の方は「いつ終わるのか」「自宅に入れるのか」が一番不安です。ここを先に伝えるだけで、心理的負担が減ります

 

 

■ 臭い・煙・粉じん対策:舗装工事ならではの配慮

アスファルトは加熱材料を扱うため、臭いが出ることがあります。また切削時には粉じん、施工後の清掃不足で砂が残ると滑りやすさにもつながります⚠️

  • 切削時の散水で粉じん抑制
  • アスファルト臭の出やすい時間帯を短縮(運搬段取り)
  • 施工後の路面清掃の徹底
  • 風向きや周辺施設(学校・病院)を考慮した工程計画

特に学校周辺では、登下校時間帯の配慮が非常に重要です。

 

 

■ 環境対応:舗装工事は“リサイクルの優等生”♻️

実は舗装工事は、建設業の中でもリサイクルが進んでいる分野です。切削で出たアスファルトは再生材として活用されるケースが多く、資源循環に貢献できます

✅ 環境配慮の例

  • 再生アスファルト合材の活用♻️
  • 産廃の分別・適正処理
  • 低燃費施工(段取り最適化で車両滞留を減らす)
  • 低騒音型機械の採用
  • 排水性舗装や低騒音舗装など“機能性舗装”の提案️

さらに近年は、温室効果ガス削減の観点から、製造温度を下げる「中温化」や、材料・施工の工夫で環境負荷を下げる動きも広がっています。

 

 

■ 雨・気温・季節:舗装は天候に強く左右される☀️

舗装工事は、天候の影響を大きく受けます。雨天時に無理して施工すると、接着不良や早期劣化の原因になります。気温が低いと転圧温度帯が短くなり、密度不足のリスクも上がります❄️

だから現場では、

  • 施工可否の判断(天候予測)
  • 運搬・敷均し・転圧の時間管理
  • 養生期間の確保
    など、工程管理が品質と直結します。

 

■ 舗装工事の評価は“路面”だけで決まらない

道路舗装工事は、完成後の路面品質が大事なのは当然ですが、
✅ 工事中の安全
✅ 交通の流れ
✅ 近隣への配慮
✅ 環境負荷の低減
これらも含めて「良い工事」と評価される時代です

現場は一つとして同じ条件がありません。だからこそ、丁寧な計画と、現場対応力が信頼になります。舗装工事のご相談は、地域条件に合わせて最適な進め方をご提案できます‍♂️✨

 


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興洋建設のよもやま話~part26~

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~舗装の劣化原因と補修方法~

 

道路は、毎日車が走り、雨風にさらされ、夏は高温、冬は凍結という過酷な環境で使われ続けています。どれだけ丁寧に施工しても、舗装は時間とともに必ず劣化します。だからこそ大切なのが、劣化の原因を正しく見立て、症状に合った補修を選ぶことです
「ひび割れがあるから埋める」「穴が空いたから塞ぐ」だけでは、根本原因が残り、短期間で再発するケースも少なくありません。

 

 

■ 舗装劣化の代表例:まずは症状を知る

舗装の劣化は大きく次のような形で現れます。

  • ひび割れ(クラック):網目状、縦横方向、端部など️
  • わだち掘れ(ラッティング):車輪の通り道が凹む
  • ポットホール(穴ぼこ):突然穴が空く、危険度高⚠️
  • 段差・沈下:マンホール周り、埋戻し部などで発生しやすい
  • 剥離・骨材飛散:表面がザラザラ、石が取れる
  • 水溜まり:排水不良のサイン️

これらは“見た目”の問題だけでなく、事故リスク・苦情・損傷賠償につながる可能性もあるため、早期対応が重要です。

 

 

■ 劣化の原因は「荷重・水・温度・構造」の組み合わせ

道路が傷む原因は複合的です。代表的な要因を整理します。

① 荷重(大型車・交通量)

重い車が多い道路では、アスファルトが塑性変形し、わだちが発生しやすくなります。停止・発進が多い交差点付近も要注意です。

② 水(最大の敵)

水が路面から浸入すると、路盤が弱くなり、沈下・穴ぼこ・剥離の原因になります。排水不良や水溜まりは、劣化の加速装置です。

③ 温度(夏の軟化/冬の凍結)❄️

夏はアスファルトが柔らかくなり変形しやすい。冬は凍結膨張や凍上でひび割れが増える。地域の気候条件を踏まえた材料・構造が重要です。

④ 構造(路盤・路床の弱さ)

表面だけ直しても、下が弱いとすぐに沈下します。埋設工事の掘り返し部(埋戻し部)や、もともとの地盤が弱い場所は特に注意が必要です。

 

 

■ 症状別:代表的な補修工法と選び方

1) ひび割れ補修(クラック)

軽微なひび割れなら、雨水浸入を防ぐ“予防補修”が効果的です。

  • シール材充填:ひび割れにシール材を入れて水を止める
  • クラック注入:細かい割れの進行抑制
  • 表面処理(スラリーシール等):表面を薄く被覆して防水性・粗度回復️

ただし、網目状に広がる“疲労ひび割れ”は、構造が弱っている可能性が高く、表面補修だけでは再発しがちです。

2) わだち掘れ補修(ラッティング)

わだちの原因が表層の変形か、路盤の沈下かで対策が変わります。

  • 切削オーバーレイ:表層を削って新しい層を敷く
  • 路盤補強+オーバーレイ:下が弱い場合に有効
  • 改質アスファルトの採用:高温変形に強くする

交差点は特に荷重が集中するので、材料選定と締固め管理が重要になります。

3) ポットホール(穴ぼこ)

穴ぼこは緊急性が高く、即日対応が求められるケースも多いです⚠️

  • 常温合材の応急補修:早いが恒久対策ではない
  • 加熱合材による部分打換え:密度を確保しやすい
  • 原因部の除去+路盤補修:再発防止には根本処置が必要

穴ぼこは“水+交通荷重+密度不足”が重なると発生しやすいので、応急処置後の原因調査がとても大切です。

4) 段差・沈下(マンホール周りなど)

マンホール周りは、車両の衝撃が集中しやすく、苦情が多いポイントです。

  • 高さ調整(マンホール上げ下げ)
  • 周辺舗装の打換え
  • 再発しにくい材料・構造で補強

見た目以上に、周囲の締固めや支持層の状態が影響します。

 

 

■ “予防保全”という考え方がコストを下げる

最近注目されるのが、壊れてから直す「事後保全」ではなく、劣化が軽いうちに手当てする「予防保全」です。

  • 早期:シールや表面処理で防水性を回復
  • 中期:切削オーバーレイで表層更新
  • 重度:路盤から改良(費用も工期も増える)

軽症の段階で対処できれば、交通規制も短く、費用も抑えられ、住民影響も最小化できます✨

 

 

■ 舗装補修は“症状”より“原因”を見る

舗装の劣化は、表面のひび割れだけを見て判断すると失敗します。
✅ 水が入っていないか
✅ 路盤が弱っていないか
✅ 交通荷重に合った構造か
✅ 排水が機能しているか
この視点で原因を見立て、適切な工法を選ぶことが、長持ちする補修につながります

「このひび割れ、放置して大丈夫?」「穴ぼこが繰り返す」「わだちがひどい」など、気になる症状があれば、現地状況を見て最適な対策をご提案できます

 


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~“当たり前”をつくる仕事️✨~

 

道路舗装工事は、私たちの生活の“当たり前”を支える重要なインフラ工事です。通勤・通学、救急搬送、物流、観光、地域の防災――これらが滞りなく機能する背景には、安全で走りやすい路面があります。普段は意識しないかもしれませんが、雨の日に滑りにくいこと、夜間に路面の見通しが良いこと、段差が少なく快適に走れること。こうした「当たり前」は、現場での丁寧な施工・管理・調整の積み重ねで成り立っています

 

 

■ 舗装工事の役割は“見た目”だけじゃない

道路舗装というと「アスファルトを敷く工事」をイメージしがちですが、本質はもっと広いです。舗装の役割は大きく分けて次の5つがあります。

  • 走行性の確保:振動が少なくスムーズに走れる
  • 安全性の向上:滑り抵抗、排水性、視認性を確保️
  • 耐久性の確保:荷重(車両)や気象条件に耐える
  • 構造の保護:路床・路盤を水や衝撃から守る️
  • 維持管理性:補修しやすく、長期的にコストを抑える

つまり舗装は「路面の表層」だけでなく、下の構造(路盤・路床)まで含めた“道路の骨格づくり”でもあります。

 

 

■ 舗装の種類:アスファルトとコンクリートの違い

道路舗装でよく使われるのは、アスファルト舗装とコンクリート舗装です。それぞれの特徴を知っておくと、工事内容の理解が深まります

✅ アスファルト舗装(一般的な道路に多い)

  • 施工が比較的早く、交通開放までの時間が短い⏱️
  • 補修がしやすく、更新の自由度が高い
  • 騒音低減型や排水性など機能性舗装の選択肢が多い
    一方で、温度や荷重の影響を受けやすく、劣化が進むとわだち掘れやひび割れが出やすい面もあります。

✅ コンクリート舗装(重交通・耐久性重視)

  • 耐久性が高く、重交通に強い
  • 長寿命で更新頻度が少ないこともある
  • ただし初期コストが高めになりやすい
  • 施工後の養生期間が必要で、交通開放に時間がかかる場合も⏳

現場条件(交通量、車両の種類、気候、予算、維持管理方針)で最適な舗装は変わります。

 

 

■ 道路舗装工事の基本フロー(現場はここが肝!)

舗装工事は「敷いて終わり」ではありません。品質を左右するのは、むしろ下準備と管理です。代表的な流れを整理します。

  1. 現地調査・測量
    既存路面の状態(ひび割れ、わだち、段差)、排水状況、交通条件、地下埋設物の確認などを行います。
  2. **施工計画(交通規制・工程)**
    片側交互通行、夜間施工、迂回路、歩行者導線などを調整。近隣説明も重要です。
  3. 切削(ミリング)・撤去
    傷んだ表層を削り取ったり、必要に応じて路盤まで撤去します。
  4. 路盤整正・転圧
    路盤を平滑に整え、締め固める工程。ここが甘いと、後から沈下や段差が出やすくなります。
  5. アスファルト混合物の敷均し
    フィニッシャーで厚さ・幅・勾配を管理しながら敷きます。
  6. **転圧(ローラー)**
    温度管理が命!適切な温度帯で締め固めないと、密度不足や早期劣化の原因になります。
  7. 仕上げ・区画線・清掃
    段差の最終調整、道路標示、マンホール周りの納まり確認など。
  8. 検査・交通開放
    平坦性、締固め、厚さ、出来形確認を行い、問題がなければ開放します。

この流れの中で、特に重要なのが「路盤」と「転圧管理」です。見えない部分の品質が、数年後の路面状態を決めます。

 

 

■ 品質管理で差がつくポイント3つ

① 温度管理(アスファルトは“生き物”)

アスファルトは温度で締め固めやすさが変わります。運搬時間や外気温、風、夜間施工などで条件が変化するため、現場は常に“温度と時間”の勝負です。

② 排水勾配(雨水は必ずトラブルの原因になる)

道路は水が溜まると劣化が早まります。水溜まりができると、凍結、わだち、ポットホール(穴)にもつながります。勾配設計と仕上げの精度が重要です。

③ 取り合い部(マンホール・側溝・乗入れ)

舗装の弱点になりやすいのが“境界”です。マンホール周りの段差、側溝との接合、店舗乗入れ部の割れなどは、施工精度と設計で差が出ます。

 

 

■ 舗装工事は「安心・安全・経済性」をつくる仕事

道路舗装工事は、ただ路面をきれいにするだけではなく、事故を減らし、物流を支え、地域の暮らしを守る工事です。見えない部分の丁寧な仕事が、将来の補修回数を減らし、社会コストを抑えることにもつながります

「道路のひび割れが増えた」「雨の日の水溜まりが気になる」「段差で車が跳ねる」などの症状があれば、早めの調査と適切な補修で、被害を小さくできます️
舗装のことなら、現地状況に合わせて最適な提案が可能です。お気軽にご相談ください

 

 


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